旅行とかいうものをしてきました。2
21日から福島県に旅行に行っておりました。
謎の行程でごちゃごちゃ行ったので多分忘れちゃうと思う……というわけで、写真とともに振り返っておきます。
画像だらけなので畳みますね。
1 行きの電車内
焼き鯖寿司(めっちゃおいしい)
また絶対食べる(宣言)
2 郡山市内のどこか
丸い山々。進めば山だらけ。杉林ばかり。
3 猪苗代湖
右奥に見える遊覧船に乗りましたが……天気がよろしくない。小雨が降っておりました(ダメ)
湖のただ中から見た磐梯山(1,816M)(雲でよく見えない)
猪苗代湖は魚が棲みづらいといったようなことや、世界的に珍しい毬藻みたいなものがあるのだといったような音声ガイドが流れていたけど、どんよりとした湖畔の風景を眺めていて完全に聞き流しておりました……。
4 野口英世記念館
野口英世記念館 | 公益財団法人野口英世記念会(公式サイト)
野口英世は猪苗代の学校を出て云々ということで、猪苗代湖の畔にある記念館。
宿へのチェックインまでの時間つぶし(家族旅行なので、行先はすべて不随意で決められています。)
生家。昔の家の構造が興味深い。
神棚も凍み豆腐も蚕棚も興味深い。
家の中に厩が併設されているのも興味深い。曲がり家のようだわ。
あとはセンサで病原菌殺すアトラクションとか、普通に年表とか、書簡とかいろいろありました。野口さんは意外と小さいことがわかりました。(153cm)
5 宿への道のり
磐梯吾妻スカイラインという九十九折地獄のめっちゃやばな山道を通りましたが、天候が最悪でガスり散らかしていてさらにやばいことに。
本当はその名のとおり、かなり眺めのよろしい道らしく、日本の道百選となっていて、スカイラインの元祖であるとか。
道の最高標高は1,610Mで、途中から植生が白樺に変わったり、東吾妻山と吾妻小富士*1の間を抜ける辺りは火山性ガスのために窓を閉めて速やかに通過したりとか、かなり楽しかったです。楽しかったのですが、全然写真は撮れませんでしたね(ガスってるしMTだしでめっちゃスリリング)
6 高湯温泉(1日目宿)
酸性で白濁していて硫黄の匂いがすごくてちょっとぬるい湯に浸かりました。
温泉! って感じでとてもよろしい。完全源泉かけ流しで沸かし直しもしていないとのことでした。
高所にあるため、本当は宿の部屋からの景色が良かったらしいですが……。
この有様ですよ。(帰りに駐車場から見た宿を撮った。)
駐車場から見た下界。めっちゃ良い景色だったはずの何か。
そしてこの天候のせいもあってか*2、本当に電波状況が悪くて七転八倒しておりました。こればかりはしょうがないですね。湯も設備も本当によろしかったのに。
7 四季の里(2日目朝)
時間つぶしにちょっと寄り道。でもあんまり何もないぞ……というわけで適当に目についたところへ。
綺麗!
広い!
入口正面の工芸館の中ではガラス細工体験とかいろいろとやっていたようですが、ぐるりと見て回ってすぐに退園。入園無料がとても優しい。
アスレチックがあったり水遊び場があったりと、小さな子供向けの場所だったのですが、普通に景色はよろしいので天気が良ければ散歩するなりして最高の気分になることぐらいはできましょう。こんなのが人が多く集まるような所にあったら大人気スポットですよ(そういう所にないのが致命的)
8 あぶくま洞(鍾乳洞)
四季の里から高速に乗ってめttっちゃ移動しました。
結論から言うと、これがこの旅行のメインとなりました。遠すぎて最初予定に入っていなかったのですが、無理やり行って本当によかった。(阿武隈、御期待に応えます!)
入口には神社。当然あろうもの。だって、
山の一面がこんなんなってて、
こんな巨石があるんですよ?(近すぎてわかりづらい)
阿武隈神社 (阿武隈神社を紹介しているサイトの写真、右側に見えるのが巨石)
がーっと上ると小さな社殿があって、巨石の周りを展望台にしているのです。そして巨石を刳りぬいて中に観世音菩薩が祀られていました。近すぎてわかりづらい巨石の写真はちょうどその祀られている位置の背面に回って撮ったものでした。
さて、神社にお参りしてからいよいよ鍾乳洞へ。石が好きだということはお話ししていますが、そういうんじゃない。石なんか興味なくったってわかるような、もっと圧倒的で原始的な凄味gこまけえことはいいので写真をばんばん貼り散らかしましょう。見ればわかります。入口から順々に貼ります。
のっけからこのとげとげ具合。色味については肉眼で見るものとは違うんです*3がすごい迫力です。
蛙みてえな石。
妖怪の塔と名付けられた構造。やばすぎ。
白磁の滝と名付けられた構造。とっても綺麗。
一番大きな空間である滝根御殿に入ってすぐの石筍。卑猥な形ではない。
御殿中央に鎮座している観音像と名付けられた構造と、さるの腰掛と名付けられた構造。
黄金柱……は右に見切れていて(大したことない)、これはクリスタルカーテンと名づけられた構造を撮ったものです……。
どっかで見上げて撮ったもの。迫り来る。
そう。本当は大体こんな感じの色で見えています。
めっちゃ上までこんな構造になっていて、ビッグフローストンとか呼ぶらしい。不滅の滝と名づけられた構造。
せせらぎの間と名づけられた構造。低い位置にあって、左に奥まっている。
石化の樹林と名づけられた構造。緑色に映っているのも相まって確かに樹林のようですね。
ライトに照らされてかなり明るいところで撮ったもの。肉眼だとこんな色味パート2。
竜宮殿と名づけられたふたつめのホールのきのこ岩と名づけられた構造。
同じく竜宮殿内部。複雑な構造です……。
竜宮殿出口付近のクリスマスツリーと名づけられた構造。
その隣の樹氷と名づけられた構造。他の構造と比べてネーミング適当すぎ笑う。
深秘の門と名づけられた構造。白い石柱が二本、その奥に何か坐すように見える。
リムストーンと呼ばれる構造。畔のようにひだひだが縁取っている。
下に貼った月の世界の近くのよくわからない場所。異世界に通じていそう。
月の世界と名づけられた空間。様々な構造が会しているらしく、ライトアップが次々と切り替わって夜明け→朝日→日中→夕暮れを表現するらしい。写真は多分朝日か日中ぐらい。
月の世界は出口に程近いところにある最後の見所となっていました。
そしてその付近にはワインが貯蔵されていました。洞内は一年を通して15℃ぐらいに保たれており、寝かせるのに最適なんだとか。ちなみにワインは出たところの売店で売っていました。
出口すぐにある庭園。そして外に出たら晴れている……!
鍾乳洞内がとても涼しく、寒いぐらいだったので、陽が出てきた屋外は結構暑い……と思いきや、風が涼しいんですよね。陽射しは熱いのですけれども。山はやはり違うなあと思ったのでした。
最高でしたね本当に。
洞内にはさらに「探検コース」なる区画が存在していて、200円だか上乗せして払うと入れるのですが……私ひとりで行動していたわけではないのでそちらには行きませんでした。ちょっと残念。洗心の池とか地底の精霊とか見たかった……。
いやあ本当にあぶくま洞さん、御期待に応えてくれました。非常にお勧めなスポットでございます。
9 岳温泉(2日目宿)
泉質は透明。やはり酸性*4
温泉は普通で宿はちょっとあれでした。しかし、この日の夜はちょうど温泉街の盆踊りが開催されるということで、足を運んできました。
こんな感じで、坂になっている通り一面に提灯が付けられている。坂になっているので提灯がたくさん目に入ってとても綺麗。
坂の上には温泉神社があって、そこのまつりであるとのこと。
御神体は火の神である安達太良明神と薬師如来だそうです。
暗くてよく映っていませんが、甲子大黒天の祀られた社も左手にありました。
さて、盆踊りです。土日開催ということで、この日は一日目。二日目は仮装盆踊りとかいうよくわからない催しがあるとのことでしたが、初日だったので普通に地元の人らしき方々が踊っておりました。櫓の上では音頭取り(?)の方が生歌を永遠と披露していて、すごいなあという感じでした(小並感)
岳温泉仮装盆踊り 福島県二本松市 2013/08/25 - YouTube
こちらは仮装盆踊りの方なので、あんまり正しい振付で踊っている人が少ないですが、2分14秒辺りからの菊娘が踊っているのがわかりやすいですかね。練習したのでしょうね。
踊る人の動きをじーっと見ていたら襲いかかるような動作の部分をやけに気に入ってしまったのでした。なんだか不気味。
他人の動画を貼ってしまったらそれでいい気もしますが、一応写真も貼ります……。
櫓の上で笛と太鼓と唄と踊りをずっと続ける人々と、下界で自由に輪に加わって櫓を回り回っていく人々。
適当に見て回ったら温泉浸かってすぐに就寝。いや嘘ですここは電波がわりと普通に入ったので日付跨ぐぐらいまでは艦これとかしてました……。
10 四ツ倉へ(3日目)
いえない
ウミスキ!(波浪警報)
11 いわきへ
桃を買っておうちに送った!
12 おわりに
走行距離は3日間で520kmを超えていたと思います。
私はぶーぶー運転できないのでただ後部座席に乗っていました。
非常に楽しかったです。特に阿武隈ありがとう。
県内に3か所しかない酸性泉に入れたのは貴重な体験だったと思います。お肌の具合やらはよくわからん(湯治は通うことが大切だってパンフレットにも書いてあった!)
こんな感じです……おかげさまでロキソニンで騙し騙し、無事に帰って来られました。今日口腔内をめちゃめちゃに弄くられに行ったら頓服でロキソプロフェンNa処方されたのでもうちょっと戦えます。
あといつになったら海風出るか誰か教えて(衰弱)