たしかに正しいけど、その通りだけど。

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今日の気づき(パクり)

本物であり特別な価値を持つものを見出すことは、即ち偽物でありありふれた価値のないものを見出すことであります。

本物を求めるということは偽物とは一線を画したいということであって、その背景には優越したいという気持ちや偽物を軽蔑する気持ちがあることがまず考えられます。もしくは単に高潔たろうという志に因ることもあり得ましょうが、後者は特殊な条件が付されていなければ納得困難な気がします。

そんな、偽物と自分を切り離したい気持ちは劣等感に対する反応として惹起されることもあるでしょう。もちろん他のルートもあり得ますが、この場合は劣等感の存在を解釈し得ればそれで足りる話です。

人間関係を含む関係性がなければ、比較対象がなければ劣等感は生じづらいでしょう。

関係性での劣等感は直接的な事由で解消不可能であるならば、別の面で対処しなければなりません。そして、その面こそが価値のあるものであると信じなければなりません。

ある面においては劣っているかもしれないが、本当に大切な面においては優れているのだから総合的にみて誇っていいよ。というわけです。

少し話がずれますが、思春期など比較をしたがるタイミングである印象があります。また学校は集団生活で同じことに取り組むなど比較の場面が多いように思います。
そのことは上述の事柄を生じさせやすいと考えられますので、即ち中学高校あたりの舞台設定において上述の事柄は相性がよく、頻出となりそうな気がします。

虐められていた生徒が何かのめり込んでいる趣味などで驚嘆すべき成果を出す、または出したかと思いきや出せてなかった。みたいなのはよくありそうなお話です。

とかく、共感を覚えやすいか、感慨が得られやすいか、という点で有利な印象があるものですから、そりゃあ採用頻度の高い類型なのだなあという気づきでした。

何かの教科書にでも書いてありそうな話ですよね。でも自分の頭の中由来だとこんな程度にしかならないわ。まあとにかくストレスから身を守るんだ。

 

ところでルサンチマンってなんだろう……あんまり響きが好きじゃないな。ストレッチマンみたいで。


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