あと2か月の命
最近はゲームばかりしている。
元々出不精な性質なので世の中の情勢に起因してのストレスというものはほとんどないが、やりたいゲームがたくさんあることもそういったことの一助になってはいるのだろう。
何故か今になってアトリエシリーズに再び手を出してしまいました。
プレイしたのはマリー・エリー & アニスなどという2003年の作品以来なので、まあほとんど初めてみたいなものと言ってよいです。
一番やったのはエリーのアトリエで、これはアトリエシリーズとしては2作目となります。そしてこのアーシャは、14作目だそうで……随分と期間が空いていますね。
その間に、システム面でいろいろな変化があることは想定していました。
なんかお約束の台詞*1なんてのも出来ていたようです。あんなのエリーは言っていたのかな?
とにもかくにも、ようやく先日トロフィーコンプリートまで漕ぎ着けました。
プレイ時間は295.7時間と出ています。まあまあやったなあ。
Twitterによれば7/18まではクライスタというゲームをやっていたみたいなので、それから49日ほどでクリアしたことになります。単純に割り返すと約6hr/dayになってやばいやつですが、ゲーム画面をつけっぱなしで別のことをする癖があるので実際のプレイ時間はそうでもありません。半分くらいかもしれない。
総合的な所感を述べれば、ストーリーやキャラクターなど言うことなしというか、素晴らしい出来でした。プレイできてよかったです。
調合システムは、本当に以前とまったく違うものになっていて、特に失敗がないことには驚きました。ただ、より複雑にはなっていて……2周目の最後の方まで本当に慣れませんでした。雑魚なので。ちなみに最終的には4周することとなりました。
一方で、イベントの多さは昔と変わらなかった点でした。
各登場人物との会話イベントについて、その発生条件を調整しながら一度の周回でなるべく多く回収しようというゲーム性は、エリーのアトリエでも同じように頭を悩ませながら楽しんだ記憶があります。そういった魅力は継承されていました。
でも、戦闘はまた全然違う……なんと言いますか、エンドコンテンツになっていて、かなりの手応えがありました。戦闘のために補助アイテムを調合することが、このゲームの最も重要な課題となっていたのでした。そしてその調合システムがかなり複雑化していることで、数あるイベントをどう効率的に発生させていくのかという昔からのゲーム性との2本軸で、よりゲーム性を高めたものになっていました。
大変でしたが、苦痛ではなく、楽しめたので本当によかったです。
……というのも、既にアトリエシリーズをあと3本購入済みなのです。
これでちょっと現在のアトリエが私にとって好ましくない方向に舵を切っていたらと思うと……いや、私はガストを信じていました。ありがとう。ありがとう。
ちなみに一番好きなキャラはもちろんオディーリアさんです。夢見るオートマタイベント。感謝しかありませんでした。
そう。オートマタ。感情を抑えた声色・表情のオートマタ。永劫の時を待機モードでさあ……よかったねぇ……本当に。泣いてしまうね。
planetarianという作品があって、そこに出てくるロボットキャラクターのことを何回か話したことがある気がしますが、彼女もそんなシチュエーションにおかれていました。
プログラムされたとおりに、来館者を待ち続けていたコンパニオンロボット。そこに主人公が本当に偶然、奇跡的に現れるという筋書きです。
壊れるまで命令を実行し続けているロボット。
死。
○ドールズフロントライン
ガンスリコラボイベントがあると、随分前に目にしてそれからちょっとだけ触っていました。
触っていたのですが、いつになっても始まらない――で、よくよく調べると、本国版の方でまずイベントが開催されてから、期間が空いて日本版に輸入されてくると。そういうことみたいでした。
で、ついに先週からそのイベントが始まったわけです。
始まったのですが……相当、今焦っています。
普段よく触っているメギドなるゲームがありますが、そのイベントは、かなり攻略難易度が低く 、イベントのゴールまではわりとすぐに辿りつけるのです。
おんなじような気でいたら、このゲームはまったくダメでした。
「まず、平均レベルMAX付近まで育てた部隊を2つ用意します」
なんて公式攻略動画で言っているのですからおしまいですね。
変にそのイベントが始まるのを見てから始めたような人でも楽々クリアできるくらいだろうと高をくくっていたせいで、痛い目を見ています。
一応、強化アイテムなどをちょっとずつ集めたり、使えると言われるキャラクターを途中まで育てたりしていたのですが、全然間に合っていません。
誰かたすけて。
○メギド
先のイベントでジズがリジェネレイドして、月中ガチャになりました。
それが単体でアタッカーとしての役割をこなしてしまえる破格のステータスを持っていたので界隈がざわついています。
このゲーム、多様性多様性と何度も耳にするくらい、戦闘での選択肢の多さ、自由度の高さをウリにしているところがありますので、単純な強キャラを実装することへの抵抗があるプレイヤーも多いようです。
ゲームバランスが崩れるとか、産廃キャラが出てくるだとか。そういう意見が叫ばれています。
ただ、メギド72はほとんどソロゲーに近いものがあり、強いキャラでイベントのランキングを走るとかそういったことは生じないため、あくまで自分の選択の中で、各敵キャラクター相手に対する最適解が今回実装のジズRに席巻される。という話ではあります。短期的に見れば。
それが長期的にどのような、敵のインフレだとかを招いたりするのかは、正直未知数だと私は思っています。
強くて最適解しか採用しない人もいれば、パズルのようなチェインが決まる瞬間が好きな人、点穴やHボムのような耐久しながら溜めて一気に放つような戦法に快感を得る人など様々だと思います。あるキャラクターが好きで、なるべくそのキャラクターを使う人だっているでしょう。
最適解だけを求めれば、選択される機会が相対的に減るかもしれない。でもそれは、既存のキャラクターが絶対的に損なわれたわけではないのですよね……。
何かと暴れたいだけで、特に自分なりの楽しみ方が損なわれたわけではない人がいるのもしょうがないですが、あんまり例の攻略サイトとかでは暴れないでね。
アゲとサゲで、どちらも同じくらい無根拠だとしたら、サゲの方が悪影響がかなり大きいと思うので……(目に入っただけで純粋に負の感情が想起されるため)
*1:樽のオブジェクトを調べると主人公が「たる」とコメントするもの