心的ダメージを負っている。
これ絶対なんか苦手なやつだ。
これ絶対なんか苦手なやつだからダメだ。
と思い続けていたのですが、ついにカザマアヤミさんの『恋愛3次元デビュー』を買って読んでしまいました。で、やっぱりダメなやつでした。
カザマアヤミさんはまだ若かりし頃にサークルの尊敬してやまない先輩に『ちょこっとヒメ』を紹介されて以来、ちょいちょい作品を買ってきた作家さんです。
そんなこともあって、先日結婚されたのだという情報は入ってきていまして、そしてその後前記した実録恋愛エッセイ作品が発表されたということも知っていたのですが……。いかんせん、こういった近しい(ように感じられる)恋愛沙汰というのによってダメージを負う性質なのですよね。なんでしょう。コンプレックスなんでしょうね。やっぱり。
作中ではやっぱり将来を悲観するようなこと言ってるんですが、必要以上に感情移入というか、自分の中にあるそういう感情の種火が助燃性のガスに触れたかのように燃え上がるのでしょう。そういうきっかけになるようです。
ふと、そういう風に心を痛めるのもまたエンタメです。
エンタメなんですけど、鬱ゲーなんかよりも随分ダメージが大きいのですね。ボディにきます。なんだか透明になりそう。(枕詞的連想)