アニメを観た。
アニメをめっちゃ観たんですけれど、なんかアニメについて語るってことができない人間なんじゃないかって思い始めました。
といいますのもね、いくつか理由があるのです。
ひとつ目は、どうも前々から思っていましたが、私はエロゲ脳なので主人公のパーソナリティというのに関してかなり鈍感みたいなんですよね。
エロゲ脳っていうのは、ちょっと前のエロゲの主人公のお顔がのっぺらぼうであったことよろしく、主人公を無個性な*1存在として、致命的にダメにならない限りは無視できるらしい現象を指しています。
主人公というからには、作品内に登場する頻度が大きい存在の、そのキャラクター性を無視しがちというのはアニメ作品のみならず、“作品”語りをする際にはかなり頓珍漢なことになる気がしますね。少なくとも、一般的とは程遠い感じになりそうです。
ふたつ目ですが、これは私が基本的にはあらゆる作品においてキャラクターを注視するという方法で嗜好しているという、嗜好の仕方の問題です。
ストーリーを無視するというわけではないのですが、まずはキャラクター性を観て、そこに何もない場合にのみストーリーなどに目が向きます。
逆にキャラクター性に気に入るものがあればストーリーはある程度無視できるようです。恐ろしいですね。
キャラクター性を重視するくせに主人公のキャラクター性は無視する。ふたつが合わさると最強に見えません?
……あ、寝ないと。続きはまた今度。
*1:彼のお方の仰るところの「ライドオン」(感情移入)しやすい