虚無と感情と私
なんでもないようなことを書こうかなっていうところです。
本当に書き記しておくようなことが何にもないと何にも書けないのでありますから、まあそれはそれなのですが、でも何かしら書いておくことに意義があるような気もしてとりあえず無駄に文字数を稼いでいます。……と書きながらリアルに迫る意味のなさを感じてふにゃふにゃになってきました。この段落はなかったことにしてください。
前置きにもならないぐにゃぐにゃを経て適当な近況などを。
○発狂
できてないんですよね。これが。ダメだダメだ。
お外走って狂いたいよ私だってそりゃさー自由にさー。でもなんだかんだ言い訳を立てて発狂しない自分がいるのです。走るコースが砂利道なので雨が降った翌日はダメだとか夕食が早い日はダメだとか。もっと意志を強く持たねばならない。あと5kgくらい痩せたいでしょ、デショ?
○筋を伸ばす
代わりにといってはなんですが、最近は脚の筋を伸ばしています。
大体寝る前に伸ばしています。
最近めっちゃ体が固いことに気がつきまして、これじゃあ脚がぶよぶよ膨れてくるわけだなって思ったのです。
きっかけはその程度のことですが、なんだかんだだらだらと続けられているのはやっぱり基本寝っ転がってできるからでしょうね。どれだけぐうたらなのでしょう。
胡坐をかくような習慣がないので、足裏を合わせて膝を床に付けようとするやつがかなりきついです。あと正座したまま上体を寝かせるようなやつとか、仰向けで片足を天井に向けるやつとか。
少しずつ柔らかくなっている気もします。でもだからなんなの感は付き纏う遊びです。ゴミ屑ホラー視聴に類する感慨があります。
○DCアイカツスターズ!
ちょいちょいやっています。でも近くに安心してできる場所がなく、ホームがないような状態なので、出かけたときのついでとかになってしまってあんまりできていません。悲しいなあ。
ランクは多分36くらいだし、PRは全然揃わない。でも大会は2回行きました。スパイスコードとゴシックと名の付くコーデは集めていきたいですね。(そういうカードを配布してなかったら行かないのだ……)
新曲ではOne Stepが全然リズム取れない。とてもやばい。ダンスの伸びがいまいちになってしまう。だからって何かに影響は……ないのだろうな、今のところ。
あとはDreaming birdをDbと略そうか、ドリバードと略そうか、Dbと書いてドリバードと読もうか考えています。なんかプレゼントとかぶっ込んできそうな響きですけれど。ちなみに他の曲は、
1,2,Sing for You! → 12SfY
ドリームステージ☆ → ドリステ
Halloween Night Magic → HNM
One Step → ワンステ
So Beautiful Story → SBS
なんて言ってますが、12SfYは面倒なのでどうにかしたい。でも界隈でどう言われているかを調べる気はないんですよね、これが(ダメ)
○RWBYを観た
宅配レンタルで観ました。昔やっていたMMOを思い出す……。
よく動いていいですね。あと声が豪華。
誰が好きかって言うとうーんという感じですが、楽しく観られたので楽しい作品なのだと思います。得難いですよ。
今日2巻の前編が届いたのでまた観ます。しかし後編が借りられてて……うーむ。
○風邪の諸症状に
ツムラの1番。葛根湯。
最近ことあるごとに葛根湯をキメています。ちなみにツムラのではありません……。
解熱作用はないようですが、私は体調が悪くなると鼻水がよく出るので風邪のひき始めにはうってつけ感。あと背中とか痛くなるのでそれにも良い。葛根湯には地味に鎮痛作用があるんですな。便利便利。
葛根湯とロキソニンがあればいい、って。ばんのうやくサイコーでちゅー。天使の雫みたいな二つ名が欲しいな。
○今日の巫女
また最近は日替わり巫女ったーをやってから寝るように心がけています。
いつか犬耳でかわいらしい巫女を引きたいな。
大抵はNOって言ってそっと閉じていますが、たまになんとも言えないものを引いて首を傾げ、さらにごくたまに悪くないものを引いて晒しています。
ログの検索かけると……
sok_shelへのお勧めは『黒髪ロングで、貧乳で、童顔で、思慮深くて、狐耳・尻尾のある』巫女さんです。#mikottarhttps://t.co/lUlrkwJC3u
— しぇるしゃ (@sok_shel) 2016年4月12日
おぉぉおーーい!!(悶絶)
sok_shelへのお勧めは『赤髪おかっぱで、幼児体型で、****目で、生真面目で、犬耳・尻尾のある』巫女さんです。#mikottarhttps://t.co/lUlrkwJC3u
— しぇるしゃ (@sok_shel) 2015年11月20日
……目!
sok_shelへのお勧めは『金髪セミロングで、背が低く、翡翠色の瞳で、臆病で、犬耳・尻尾のある』巫女さんです。 #mikottar http://t.co/tU78kQTuUa
— しぇるしゃ (@sok_shel) 2015年6月22日
何も悪いところはない
sok_shelへのお勧めは『リボンをつけた黒髪で、グラマラスで、薄い唇で、生真面目で、狼耳・尻尾のある』巫女さんです。 #mikottar http://t.co/7tYYOUye あらかた悪くはない
— しぇるしゃ (@sok_shel) 2013年1月7日
とか惜しいですよね。やたら引きますがメガネはマジでNO。
あとこれがバランスが取れてて犬耳とは別に気に入っています。
sok_shelへのお勧めは『リボンをつけた黒髪で、貧乳で、盲目で、泣き虫で、霊感のある』巫女さんです。 #mikottar http://t.co/tU78kQTuUa
— しぇるしゃ (@sok_shel) 2015年7月4日
いそう。強そう。
ちなみに「巫女」で検索かけたら
タロット棒読み猛虎巫女ネキオカルトタレ目おっぱいスピリチュアル淫乱盗撮セクハラヤキニク会長の金魚の糞ハンドパワークソデブhttp://t.co/o6sQ51dAUo
— しぇるしゃ (@sok_shel) 2015年8月25日
が引っかかって少し感情戻りました(笑う)
○さて、書くことがなくなってしまった
本当に無のような生活でありますな。
アニメをちゃんと観てしかるべき話題に乗っかるなどしないとなーって思います。義務になっちゃダメだみたいなことをよく聞きますけど、ある程度意識して観ていかないとこういう弊害もあるんだからその言説一辺倒ではいけない。何事にも実務的な程度というようなものがあります。そういうような意味で私は常に断言を恐れています。言い換えれば発散*1に怯えている。
何か面白いこと降ってきてくれ、たのむー(断末魔)
*1:たびたび登場する謎の概念ですが、詳しい説明はちょっとこの脚注では書ききれないので省略しますね。
劇場版planetarianの感想を書こうと思った
書こうと思ったのですが、特に書くこともない感じで大変申し訳ありません。
planetarianという作品が自分の中で神格化されすぎていて、それについて何かを考えるという域をとうに越えているというのが直接の原因と思われます。でもまあ一応、何か書いておきましょう。ネタはバラさないようにしないのでそこは御容赦くださいませ。
昔は鍵っ子として云々していた私は、当時普通にキネティックノベルとして発表されたplanetarianをプレイしまして、ビッグバン並の衝撃を受けたのでした。特に私を虜にしたのがロボットと人間との関係性に横たわる時間という概念でした。
作中で言えば、ロボットであるほしのゆめみの「いつまでも待つことができます」という台詞にその感慨が集約されていると言っていいでしょう。実際問題としては電気がなければ停止するし、部品の耐用年数もあるしで、決していつまでもではないわけなのですが、それでもそれらが保たれればいつまでも、ヒトの設定した命令のとおり忠実にそれを実行するわけです。ヒトの形をしているものが。
私はヒトの形をしているので感情移入してしまうのですが、それがそんな行動していることをふぁーっと理解したときに芽生える感慨はそれは、いじらしさにほかなりませんでした。それがロボットの可愛らしさの一側面です。そりゃスタッフの人も泣きますわな。それが予期できるんですから。しかもこの物語の設定によれば、電力供給の制限があって稼働時間数が節約されることで、実時間が程良く引き伸ばされているのです。ずっと動きっぱなしだったらもっと早く壊れていたでしょう。そのヒトが待つには余りに長いと思うだけの時間が経過し、言わば徐々にただただ壊れていく過程があって、そこに奇跡的に訪れた報われがさあ……(表現を失う)
そしてですよ、本編を読んだ後、特典で付いていた小説版のサイドストーリー4編を読んでみたらそれがまーた素晴らしかった。世界観が一気にぐわっと拡がったのです。全体的にとてもよく出来ているなあという感想しか出てこないので細かいことが言えないのですが、まあSFでガツンと殴られた感じでした。ほとんどSFに触れたことがなかった私だったのですが、そのジャンルに興味を持ったのは、思えばこのときからだったかもしれません。
……鍵っ子ごっこは終わりにしておきますぅー。そもそも劇場版の感想じゃないやん、って。
というわけで劇場版の感想というか、お話に入らなきゃ(使命感)
劇場版はそんな、小説のひとつの編と本編の話を絡めたような作りをしています。
小説には全部で4編、サイドストーリー……というか、お話の続きが収録されているのですが、時系列で言うとその3つ目である『星の人』が主軸でした。これは本編の屑屋がその後どうなるのかというお話ですので、劇場版は屑屋に焦点を絞って作られたものと言える感じでしょうか。
小説版の1編目は現役時代のゆめみちゃんのお話である『雪圏球(スノーグローブ)』、2編目は苛酷な大戦最中のお話で3編目を支えるお話でもある『エルサレム』、3編目が劇場版となった屑屋のその後を描いたお話である『星の人』、4編目がその遥か未来のお話である『チルシスとアマント』となっていて、本編と合わせて5つのお話で『planetarian』という物語が完成するものだという認識が非常に強いものですから、声を小さくして申し上げますと、本劇場版には物足りない・未完結という印象がどうしても付き纏ってしまうのでした。
それはそれとして、神格化された映像化してなかった作品がアニメーションになって動くって、それはそれだけでありがたいことです。ただただありがたいことです……ありがとうありがとう(言葉がない)
何番煎じかわからない - 第二部の二
テレビで例の競技会を観てから2か月ほど経った休日の朝、僕はユズと隣県の河川敷に来ていた。
ユズが出たがるような大会は探してみるとなかなか見つからず、距離と時間を天秤にかけた結果、少し離れた所だけどなるべく早く参加できる大会を見つけ、そこにエントリーすることにしたのだった。
「思ったより賑わっているなぁ」
「はい! 楽しみです!」
初参加で要領のわからない僕たちは1時間ほど前に会場に到着したのだが、それでも何組も参加者らしき人たちが集まっていた。
ユズは今日のために買った新しい服を着てはりきっている。ふたりで選んだ体操服のように動きやすい服だった。いつもと違う装いのユズもとてもかわいらしい。
周りの犬を見ると、何かを着ている子は少なく、あってもバンダナ程度だ。できるだけ動きの妨げにならないようにとのことだろうが……ユズの場合はそうはいかない。何せ何も着てなければ僕の横を走るのは全裸のうら若き少女であって。競技どころではない。僕だけがだけれど。いやいや今考えるべきはそんなことじゃない。
――やっぱり結構規模が大きい大会みたいだ……どうなることやら。
ある程度頻回に開催される大会ということもあって、どこかのショッピングモールの催しみたいな小ぢんまりとしたものではなく、定員は多い。事前に見学できればよかったのだが、いやしかし僕たちなら大丈夫に違いない。
「よし、じゃあ一応練習しておこうかな」
「がんばります!!」
僕は独り言のようにユズに話しかけた。帰りにはどんなご褒美を買って帰ろうか。そんなことを考える余裕すらあった。
――さて、蓋を開けてみれば大会は準優勝に終わってしまった。優勝は大人しそうなボーダーコリー。かなり美人さんだ。名前はなんといったか――確認すらしていなかったのでわからない。勝負にならないと思っていた相手のことだから、それも当然の話だった。
始まる前は余裕だろうと思っていたけど、いざ人前でパフォーマンスを披露するとなると緊張も生じた。飼い主側にも指導手として則らねばならない要領が細かく決められており、小さな減点を受けてしまったことが直接の敗因だった。つまり、大体は僕が悪い。僕が敗因だった。
余裕で優勝してめちゃくちゃに褒めちぎられることを期待していたユズは尻尾を巻いて縮こまってしまっていた。僕がそうさせたかと思うと胸が締め付けられる思いがした。でもここで謝ることは悪手だと思い、かといって慰めるのも、初出場で準優勝は誇るべき結果なわけで――などといろいろ考えた。でも解答は見つからなかった。
それもそのはずで、そのときの僕は僕たちをおさえて優勝したペアのことで頭がいっぱいだったのだ。侮っていたこちらが恥ずかしくなるほどに、それは素晴らしい動きだった。それゆえに悔しいという感情はなく、ただただ打ちのめされた感じがしていた。
成績発表後、そんなこんなで何をするでもなく佇んでいる様子の僕たちに近づいてくる人影があった。
「アジリティも意外と奥が深いでしょう?」
柔和な笑みを浮かべて話しかけてきたのは優勝したペアの線の細い印象の男性指導手だった。その脇にはぴたりとボーダーコリーの女の子が寄り添っている。競技中もそうだったが、まるでカップル――いや、高貴な身分の旦那様と有能な付き人みたいなふたりだった。
「そうですね……」
そう答える僕の心中は穏やかではない。たった今脳裏に思い描いていた理想のふたりから話しかけられたのだ。正直な気持ちを言えば、僕たち以上に通じ合っているかのようでとにかく羨ましかった。その秘訣を伺いたいぐらいだ。でもまずは敬意を表しなければならない。わずかに残っていたらしい理性が僕にぎりぎり社会性もたらした。
「本当に素晴らしい動きで感動しました。アジリティというものをまったくわからないままに出場した僕たちはなんと言いますか、恥ずかしいぐらいで……」
言ってから遜りすぎたかな、と思ってちらりとユズを伺ったが、ユズも小さく頷いていてほっと胸を撫で下ろした。
ちなみにアジリティとは今回僕とユズが参加した、犬の障害物走みたいな競技のことだ。トンネルやハードルなどが配置されたコースを決められた順序でできるだけ早く回ることを競うものだ。
首肯し、相槌を打ってくれる彼に僕は続けた。
「でもなかなか、決められたとおりに動くのは難しくて……はい」
「ふむなるほど。おふたりはとても強い信頼関係ができているのですね」
ゆったりとした口調で彼は言った。気落ちしていたユズだったが、その言葉を褒められたと素直に受け取ったようで僕の脚に軽くじゃれ付き、喜びを示した。人前では安易に会話をするわけにはいかないので、嬉しいときのユズはいつもこうする。犬のころとほぼ同じ動きだった。
「と、言いますと?」
そんなユズの耳の裏を指先で軽く撫でてやりながら、僕は訊ね返す。
「ああ……決められたとおりに“動かす”のではなくて“動く”と仰ったでしょう? その子への指示に関しては絶対の自信を持っていらっしゃるのだと感じまして」
「なるほど……まあ、この子とはずっと一緒にいますから」
そう答えた僕は、内心少々反省した。当たり前のように意思疎通ができると、こういった細かな言葉の端々にその影響が出てきてしまう。だからといって、それがすぐさま『異常に意思疎通がとれる』という風に捉えられることは、まずないのだけれど――
「まるで、言葉でも通じているかのようですね」
そう言って、目の前の彼はくすくすと小さく笑った。僕と撫でられていたユズは、一瞬ぴたりと動きを止めてしまった。しかし、僕はすぐに再び手を動かし、彼に合わせて小さく笑う。俄かに手のひらから発汗があって、受ける刺激の強くなったユズがする身じろぎも気に留めることができなかった。
「――あんまり、からかうものじゃないわ」
張り詰めたような雰囲気に、鈴の音のようなかわいらしい声が割り入る。僕は思わずびくりと顔を上げたが、そこには少し肩を竦めた指導手の男性が立っているだけだった。その反応を見るに、今のは空耳ではないらしい。呆気にとられる僕だったが、ふと足元を見るとユズは正面を見据えたまま、見たこともないような表情をして固まっている。その視線を辿ると、そこに座る子の、じっと見定めるような視線がこちらを射抜いていた。
「えーと……あれ?」
「お話しできるのは君たちだけだと思ってましたよね。驚かせてすみません」
男性はゆっくりとしゃがみ込むと、居住まい正しい彼女の体を両手でまさぐり始めた。彼女はなすがままだ。その手は腰からおなか、胸、喉元そして頬と隈なく撫でさすり、最後にはなんと口付けを交わした。
呆然と立ち竦む僕と赤面するユズ。そんな僕たちの様子はまったく意に介さず、口の端をわずかに上げると、彼は言った。
「申し遅れました。私は内原、この子はアヤノといいます。どうぞよろしく」
何番煎じかわからない - 第二部
僕らの関係性もある程度落ち着いてきたある日、ソファに座る僕に寄り掛かるようにしてテレビを眺めていたユズは急に身を乗り出すと、弾けるような動作でこちらに振り向いた。
「おにいさん今の見ました?」
「え? テレビの話? ごめんよく見てなかった」
僕が観ていたのはユズだったから仕方がない。そんな返答をもろともせず、ユズは僕の膝の上に甘えるようにしな垂れ、体を捩ってこちらを見上げた。
「わんこの、大会? みたいなのがあるですか」
ユズの頭を軽く撫でてやりながら視線をテレビに向けると、ちょうどそこにはよく躾けられきびきびと動く犬とその飼い主の姿が映されていた。どうも何かの競技会の様子を紹介する番組のようだった。
「たのしそうです……わたしもあれやりたいです」
ユズはテレビに顔を向けると、きらきらした表情で溜息を漏らした。勢いよく振れる尻尾が時折脇腹にまで当たってくすぐったい。
「この辺でああいうイベントがあったかな……ちょっと調べてみるよ」
「本当ですか?! れ、練習しなきゃ……!」
僕の肯定的な返答にユズはころりと床に着地し、飛び起きて落ち着かない様子で腰を下ろしてこちらを上目遣いに伺っている。彼女の喜びようには毎度微笑ましさを感じずにはいられないが、まだその希望が叶うことが決まったわけではない。
「気が早いよユズ、これから調べるんだから。まずそういう大会があって、その内容がわかってから初めて必要な練習ができるんだからね」
「でも、でも!」
続けて撫でようと頭の上に持ってきた手に顔を擦りつけながら、ユズは懇願してくる。
「テレビの子も、たのしいたのしいって……ご主人様と一緒に訓練するのが好きって……」
「そんなこと言ってたんだ。そりゃ、僕もユズと一緒に何かの目標に向かって頑張るのは楽しそうだなって思うけどね」
「はい! そうです! やりたいやりたい!」
ユズの意見に同調すると、彼女はそう言いながら僕の脚の間に割り入ってきて顔を舐めようとするので、その前に手を挟み込み少し顔を逸らして遠慮した。
ユズは拗ねたような顔をして仕方なくといった風に僕のおなか辺りに顔をうずめた。
「すぐに調べてみるから、ちょっと待ってて」
よしよし、と代わりに頬を両手で挟み込むようにして揉むなどしてやりながら、僕はどこかで開かれる大会で活躍するユズの姿に想いを馳せた。どこの犬よりも僕らは確実な意思疎通ができるんだ、負けるはずがないだろう。そうしたら何かご褒美を用意しておかなければならない。なんでもユズは喜ぶだろうが、何をあげたら、何をしたら、より喜んでくれるだろうか――
考えながらユズの体を弄ぶ。きゃあきゃあと声を上げながら身を捩るユズにこちらの手もエスカレートしていく。
そのときの僕はまだ、その後に待っている大きな変化の予兆に気づくことができずにいたのだった。
何か楽しいこと言って?
最近は書くことがなくて日記を書いていませんでしたが、本当に書くことがなかったのか、振り返ってみるとなるほど、帰ったらずっとふにゃふにゃしながらゲームやってるわけですから、そりゃそうだって感じですね。ダメですよダメ。何も楽しいことなど言えないん。
まあそういうわけで、他人が聞いて楽しい話題ではないでしょうが、最近は牧場物語の新作を買ってやっています。
牧場物語といえば、私はハーベストムーンからちょこちょこやっているクチなのですが、そこまで熱心なファンではないので口は噤んでおきましょう。
今作の所感だけはせっかくなので残しておきます。
部屋の中で時間が進むのがうぉぁって感じ。
農作物や畜産物のステータスが多くてやばい。
時間に追われていろいろなことができない。
未だに虫とかトロフィーの一覧が見られるのかどうかわからない。
攻略本を間違えて大丈夫じゃないやつ買ってしまって凹んでいる。
男キャラ選んで女みたいな容姿にすることで事なきを得た。
夏に紫蘇の栽培が遅れて詰んだ。
花屋が最初から媚びてきている感じがしてとてもこわい。カスミさんくらいでたのむ。
野生動物が仲間になると思って必死にコミュってたけどダメでした。
馬に乗って即金バイトすると迷子になる。
大黒屋のDMの言葉遣いが気になる。
双子の私みたいな名前の方が好きなわけですが、段々女王様の方もかわいく見えてきた(ちょろいオタク)
花屋はコーンミールを紅茶に入れるな。
フルーツパンにすいかを使うな。
バナナ植えるタイミングミスってただの観葉植物になった秋のこの頃。
大きい動物小屋作ろうとして大きいトリ小屋もうひとつ作っちゃったのでおしまい。
こんなところですかね。
あんまり拘らずにさくさく進められてるのでとりあえず2年目には行けそうです。早くいけすが欲しい。じょうろの範囲と容量を強化したい。
あと何やってただろうか。アニメもあまり観られていないのです。
魔装云々と美術部云々とタイムトラ云々は1話しか観ていません。早く観なきゃ。
ああそうです。ちょっとくらい何か書きたい気持ちはあるのでした。まずは集中して想定を練る訓練をして、勘を取り戻す必要がありますので如何ともしがたさ。うぇぇん。
性について
私の性について詳らかにしてしまうような記事になっちゃうので性癖明かさないマンとしては多少厳しいところがありますが、まあ事実としてのみ触れたいと思います(前置き)
あと、性(せい)じゃなくて性(さが)ですからね念のため。
具体的にはキ×××を囲うって話です。
さて、くまみこちゃん楽しい勢として、くまみこちゃんの最終回が騒がれたことが恐ろしくてたまらなかったのですが、いざ観てみて……まああれだけまちちゃんがキ××ってたらそりゃびっくりしますよねって感じでした。
個人的に一番やばいのは神楽演舞後の温かな声援に対して石を投げつけるという悪意と認識したあの描写ですね。原作にもあるのかな。他人に危害を加えられる妄想。
あれがまちの病的な部分を際立たせて、まちの病気を治す物語を読んでしまいがちになるのではないかなっていうのが個人的な予想です。病気は治す方が良いものですからね。良き事、ハッピーエンドに流れた方が落ち着く人が多いのだと思います。
オチとして、それがそうはならなかったのだからさあ大変。期待を裏切られることがやだみの実体でありますから、まあそういうことになるのかな、というところです。びっくりしますよね。
私はそうはならなかったわけなんですけど、それってキ×××を囲う類型の話で捉えているからなのかなあと思っています。
キ×××の定義をあんまりしたくないんですけれど*1、まあくまみこちゃんでいえば、まちの病的な部分をそのように捉えておけばよいですね。
まちの対人恐怖という異常性が関係性の薄い者らを排斥するという作用を持つわけですけれど、それを逆手にとって、彼女がより他者との関わりを断つような方向に展開を持っていくことで、関係性の閉じた狭い世界が堅固に出来上がっています。キ×××を囲い込みました。こういう関係性の構造が見られる話を私は勝手にキ×××を囲う類型と呼んでいます。
例えばすぐに思い浮かぶのが電波女と青春男のエリオちゃんですね。あとは中二病の小鳥遊六花とか、琴浦さんとかもそうですね。キ×××とよくわからない部活(コミュニティ)を創るってやつがまさにそういう。俺ガイルとかはがないも見方によっては……。
関係性が壊れないので安心ですね。本当かな?
まあこういう類型は制作上も物語に関係ない他者を出演させなくていいっていうことでメリットがあるんですが、よくわからないMobに寝取られたりする可能性も減るのでwin-winですよね。俺嫁勢としては。
ただ私が殊くまみこちゃんに対して俺嫁ってるかといえば必ずしもそうではなくて、単純に類型に押し込めて読めたので、期待を裏切られることがなく、やだみも少なかったなあっていうだけのお話ですな。まあキ×××囲おうって話なんだから、キ×××性を補強しておくのは悪くはないでしょ。そして最後にはちゃんと囲えてよかったね。ぐらいなところです。想定の範囲内。
めっちゃ適当なことを書いていることを自覚しています。多分本当はもっと理由がはっきりとしているんだと思います。でもそれを詰めるようなバイタリティもないので免責にこうやって言い訳を記しておくのです……(雑魚)
*1:というか、TT「キ×××」とは違うなあ。まずいまずい
脂肪を落としたいですよね
そう、脂肪を落としたいですね。
でも最近は、2か月かけて上下左右の親知らずを抜いたこともあり、早い時間に自由に振舞えないこともあり、それが可能な日は雨が降ったりなんだりでまともに発狂できてないのです。意識的な発狂が求められる。
ただ、そぉーっと体重計に乗るとそんなに増えていることもない。でも体重じゃなくて問題はおなか周りの脂肪なのですよね。筋量が落ちても体重は落ちるんですよそりゃ。
話は変わって、先日かつての同期同士が結婚するというので否応なしに挙式に参列してきました。久し振りに会った人に「やせたね」などと言われて気づいたのですが、確かに以前より体重は落ちています。数年前のピーク時から比べると6kgぐらいは落ちています。あと、苦労して上下左右の抜歯をしたのが効いてるんじゃないかしら(いやしかし)
だからとりあえず体重はそれほど気にしないようにしようと思うのです。これ前にも書いたな……でもそうか、巻尺……しかし……腹周りの脂肪……でも……。
しゅっとしてぇ。
アニメを多少観られています。
強いくまみこちゃんが一番好きかもしれない。アイスタちゃんは別枠という感じで比較できないので除けば、です。やっぱり村モノですよね。村の因習に搾取される少女。あと普通に日岡さんのお声がかわいらしくて好き。
あとはふらいんぐうぃっちがやっぱりいいですかね……やだみが少なくて。犬養さんと幽霊のひななる者がかわいいですね。それと千夏。
迷家も観ています。こちらはやだみの塊。あんまり腰を据えては観ていません。不真面目という意味じゃなくて、やだみを直視すると疲れるから……(衰弱)
あとはばくおん。これも特にやだみがなくて観やすい。羽音がきりたんぽ振り回しながらがおーとか言いそう(意味不明)
少年メイドはさryちゃんって感じだけどやっぱりやだみがない。よい。
三者三葉もやだみがない。さいこーでちゅー!! 胃袋ブラックホールの声が面白くて好き。メガネはNO。
あとの日常は無。